東芝を除く電機大手７社の令和４年３月期連結決算が１１日、出そろった。日立製作所が円安の進行を追い風に売り上げを伸ばし、最終利益が２年連続で過去最高を更新するなど４社が増益だった。部材調達の遅れの影響などが響いた３社は減益だった。
日立は最終利益が前期比１６３％増の５８３４億円。円安が売上高を３３５０億円押し上げたほか、米ＩＴ企業やスイスの送配電事業の買収効果もあり、２桁の増収を確保した。
三菱電機は、企業のデジタル、脱炭素分野の設備投資の増加を背景に関連事業が好調で、最終利益は５４％増だった。円安は売上高を１３５０億円押し上げた。
米電気自動車（ＥＶ）大手テスラ向けの電池、電子部品が伸びたパナソニックホールディングスや、テレビ事業が好調だったシャープは、いずれも大幅な増益だった。
机翻
除东芝外的七家主要电子公司截至2004年3月31日的财政年度的合并财务报表已于11日完成。日立的销售额因日元贬值而增加，最终利润连续第二年创历史新高。受零部件采购延迟影响，这三家公司的利润均有所下降。
日立的最终利润为5834亿日元，比上年增长16.3%。日元贬值带动销售额增长3,350亿日元，受收购美国IT企业和瑞士输配电业务的影响，销售额实现两位数增长。
三菱电机相关业务在企业数字化和脱碳领域加大资本投入的背景下表现强劲，最终利润增长5.4%。日元贬值使销售额增加了1350亿日元。
主要电动汽车 (EV) 公司特斯拉、发展电子元件的松下控股和拥有强劲电视业务的夏普的电池均实现了利润显着增长。
